札幌映画サークルの『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』上映会アンケートを公開しています

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『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』上映会アンケート
【このコーナーでは、札幌映画サークルの会報“シネアスト”に掲載されている記事をピックアップして紹介しています。】


今月は、9月14日に開催した『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』上映会(@札幌プラザ2・5)に寄せられた感想アンケートをご紹介します。

* この記事は、札幌映画サークルの会報“シネアスト”2019年10月号(#555)から転載しました。



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全国映連・学習交流会札幌フェスティバルの目玉企画として前田哲監督、二通諭さんをお迎えして開催された『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』上映会。

鹿野さんの生き方に勇気や励ましをもらった、ボランティアも鹿野さんの介護を通して成長したのではないかという声とともに、介護ボランティアを集める苦労や大変さに思いをめぐらす方も多くいらっしゃいました。



『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』感想アンケート
*






















● 以前からとても観たい映画でした。
障害という重いテーマで障害者という主人公でありながら、そのことを感じさせず、誰よりも前向きでやりとげるハートの強さと行動力に勇気をもらいました。
今の自らを反省もしつつ、励ましもいただきました。
ホロッと楽しさもあり涙もあり、映画としてもとても楽しむことができました。
ありがとうございました。
(50代・女性)

● 助けを求める勇気を外に向かって出すことの大切さを感じました。
自宅で自立生活を送る24時間のボランティア、支えてくれるためのボランティアとぶつかりあいながら生活するが、私の家族だという一言がすごいと思いました。
ボランティアのスケジュール調整が大変だと思ったが、多くの必要とする方が、自宅で自分らしく生活できる社会ができるように福祉の充実を期待する。
今日は見に来て本当に良かった。
(60代・女性)

● ボランティアは一方的に助けてあげるものではなく、活動を通して学びや気づきを受け取れるものだと思いました。
上から目線になるのではなく、対等な関係で行われるものであるという感覚で多くの人が活動できるといいですね。
(50代・女性)

● 自分の思いを伝えることの大切さを感じました。
人の思いはみんな同じ、障がいをもっていても、もっていなくても。
親にも親の人生を生きてほしい!という気持ちに感動しました。
(50代・女性)

● 映画の内容はとても自然で、配役の方もとてもすてきで、短い言葉の中に、心の中に入ってくるものが沢山あり、涙が何度も止まらなかったです。
障害者の映画はつらい場面が多い中、とても明るく、笑いも出て、楽しく、心に残る映画でした。
2度、3度見たいと思える映画でした。
ボランティアも障害のある方に教えられることが沢山あると思える日々です。
(60代・女性)

● 映画で伝えるられること、伝わることもあると思いました。
実際に介護が必要な人と暮している人がいることを知ってもらえる機会になり、ボランティアなどのとっかかりになる良い映画かと思いました。
景色も北海道の良さがでてキレイでした。
(50代・女性)

● すごく楽しめました。
鹿野さんの生き方、ボランティア、親への思い、夢への姿勢、“ポジティブ”だけではまとめきれない深さがあると感じました。
実話という点も含め、亡くなった今もなお鹿野さんから勇気をもらう人は多くいるんだろうなと思います。
上映会は、会場内でトイレの案内、出入口の案内を繰り返ししていただけたので大変分かりやすかったです。
(20代・女性)

● 障害者が皆、鹿野さんのような生活が出来るとは思いません。
しかし人は皆ひとりでは生きられず、誰でも人の手を借りて生きています。
このように多くの人が助け合って生きていける世の中になってほしいものです。
(70代・女性)

● 筋萎縮症の難病の弟がいます。
5年前に発症し、生存7〜12年と言われ、障害者の自立を謳ったこの映画を、ボランティアの人達の助けを借りて強く生きた主人公と弟の現状を比べ、実の家族の介護の負担に頼らず若者達が集まって見守ってくれて、恵まれた主人公だなあと信じられないことと思い見ました。
鹿野さんはまだ特別な人、運の良い人の話としてしか思えません。
前向きに(治らない病気と知らされて)明るく生きられる患者は幸せです。
今67歳の弟は多機能萎縮症で、不安で押しつぶされそうな生活を送っています。
家族の者は、なんとか短い命を、納得のいく時間を、少しは幸せなことが起きないかと思い、やさしい死に方(安楽死)を望んでいる弟を見ているのはとてもつらいです。
大泉洋さんのキャラがうらやましいです。
(70代・女性)

● 大泉洋さんがとっても役に合っていたと思います。
「ワガママをいうのも勇気」は本当にそうですね。
人に迷惑をかけないというのが日常当たり前ですから、鹿野さん、本当に大変だったろうなあと思います。
(60代・女性)

● 人は正直になると強くなれる?
この鹿野さんは本当にスゴイ人だなあ、強い人だなあと思いました。
また、鹿野さんを支え続けたボランティアの人たちも、鹿野さんから学んだことは何物にも代えられない物をいただいたんだと思うとうらやましい気もします。
私もボランティアの真似事をしていますが、とても考えさせられました。
これからの人生の中で何かひとつでもこの映画で学んだことが生かされたらと強く思いました。
(60代・女性)

● 映画になることで少し誇張の表現になるのかと思いましたが、大泉さんの鹿野役がとても自然で、鹿野さんの人柄がよく伝わってきました。
たくさんのボランティア、若者たちも学ぶことがたくさんありました。
宝物をいっぱいもらったね。
(60代・女性)

● 本を読んだことはなかったのですが、対話もある上映会があると知り来場しました。
月並みですが、とても感動的でした。
鹿野さんの強さとそれを支え続けたボランティアの皆に感心しました。
ただ、2002年に鹿野さんが亡くなってすでに17年も経過していますが、福祉の態勢が変わっていないと思います。
(60代・女性)

● 原作を出版直後に読み感動したので、原作に感動した作品の映画は観ない主義の私はシネコンに行かないでいましたが、今回は監督と二通さんの対談に興味をもって来て、映画にも予期しない感動を得ました。
素晴らしい作品をありがとうございました。
(70代・女性)

● 鹿野さんの生き方に圧倒されましたが、周囲のボランティアの方々の勇気や心の成長がとても魅力的でした。
観ながら、だんだんとボランティアの人達と一緒に自分の気持ちが変化していくようでした。
(40代・女性)

● 友人たちが多く出ていたのですが、今もまだ進歩していない障がい者介護、在宅介護について深く考えさせられました。
原作も何度も読み込みましたが、深くなりすぎず、暗くなりすぎず本当に素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
観る度に違う観点が見えたりしてくる作品ですね。
映画なのにその場にいるような錯覚をしてしまうほどの表現力と映像力に感服しました。
(50代・女性)

● しかのさんが、おっぱいをさわりたいと言ったのがおもしろい。
バナナをきゅうにたべたいと言ったのがおもしろい。
さいごまでがんばっていきたのがすごい。
(10歳以下・女子)

● 今回も含めて2度見ました。
真正面から筋ジスとの戦いの日々をユーモラスに表現している映画であり、今日は監督さんのトークまでお聞き出来ました。奥が深く、3年目の月日を費やしてエンターテインメントにして世に問うていることを知りました。
(60代・女性)

● 人としての生き方を考える映画と感じました。
作品としてもとてもよく、笑わせ、泣かせる素晴らしいもので、感動しました。
二通先生の映画解説も興味深いものでした。
(60代・男性)

● 私は軽度の難病患者で、今夏の難病患者の全道集会で原作者の渡辺一史氏のお話を伺い、その後に文庫本を読み、今日映画を観ることができました。
鹿野さんは本当に自分らしく生きたんだと思いました。
鹿野ファミリーに囲まれて、短いけれど充実した人生だったのだと思います。
鹿野さんの人間味がファミリーを作ったのでしょうね。
病気になってあきらめることもありましたが、鹿野さんを見習いたいです。
(60代・女性)

● とても興味深いトークセッションでした。
札幌で初めて見たのがとてもいい機会でした。
エンターテインメントと作家性と社会問題を取り上げるバランスの妙、とても面白い監督のお話でした。
(京都映サ・男性)


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