札幌映画サークルは老若男女を問わず映画を愛する方の入会をお待ちしております

“Best 10 Cinemas in Sapporo 2024”


     札幌で公開された映画・・・
           お気に入りの作品を投票してください!一般参加も大歓迎です!


2024年も例年のように公開された作品の“ベスト10(Best 10 Cinemas in Sapporo 2024”の投票を募集します。

投票 〆切は 2025年1 月 15 日(水)
➊日本映画と外国映画を選んで下さい 会員と一般ファンの皆さんに投票していただきます。2024年1〜12 月に札幌市内で劇場公開された作品からそれぞれ投票してもらい、票数を集計して ・・・  続きを読む
全ての記事一覧を見る
『オレの記念日』札幌上映会への金聖雄監督メッセージ 新着情報
2024.11.12
10月20日に上映された『オレの記念日』の監督・金聖雄(キム・ソンウン)から札幌上映会に向けてメッセージが来ましたので紹介します。

金聖雄監督からのメッセージ
「映画の役割、私の役割」 金聖雄

映画の主人公、布川事件の桜井昌司さんが亡くなって1年が過ぎた。
先日「偲ぶ会」に出席してようやくその不在を実感したような気がする。
「冤罪で捕まってよかった!」
「29年の獄中生活があったから今の自分がある」
真顔でそう語っていた桜井さん。
私は撮影することで、映画を作ることで桜井さんから多くのことを受け取った。
冤罪という理不尽を丸ごと楽しんでいるようにさえ思えた(もちろんその人生は想像を絶する)その生き方は、多くの人に希望や勇気を与えた。そう桜井さんは闘いながら周りの人を幸せな気分にしてしまう不思議な魅力を持っていた。
  想像してみる。苦しかったろう、悔しかったろう、悲しかったろう……。
 言葉にすると安っぽくなってしまうが、その爆発寸前の怒りを
ためこんでためこんでやさしさや喜びに変えて、しなやかに権力と闘った。
その壮絶な人生の一端を、幸いにも映画『オレの記念日』で描くことができた。
映画から桜井さんの魅力がたっぷりと伝わることを願っている。

ここまでは映画を作って感じた映画の役割。
そして少しだけ映画を作って感じた私の役割を記す。
見渡すと決して褒められた状況とは言えない今の社会。
戦争やヘイト、冤罪もそうだが直接降りかからなければ目を瞑り、知らないふりをしてしまう自分がいる。そんな私を励ますように背中を押してくれた桜井昌司さん。
 そんな桜井さんだがやり残したことがある。それが「再審法改正」だ。
桜井さんは無罪を勝ち取り、国家賠償裁判にも完全勝利した。残念ながらこの国では珍しいことなのだ。実に54年という歳月を費やした。この背景に再審法の欠陥があることを身にしみて実感していた。今も冤罪を闘う仲間たち、また声さえあげることができないで苦しむ人たちのためにも再審法の改正を望んでいた。
私も映画を届けることと同時に関わったものとして声を上げていきたい。

もちろん映画も作り続ける。     

11月23日(木・祝日) 映画『瞽女GOZE』上映と瞽女唄演奏会 ※札幌映画サークル60周年企画
2023.11.23
映画『瞽女GOZE』上映と瞽女唄演奏会
▪午前の部/開場 10:00 [映画] 10:30〜12:30
           [瞽女唄]12:50〜13:50
▪午後の部/開場 14:30 [映画] 15:00〜17:00
           [瞽女唄]17:20〜18:20

 このたび札幌映画サークルでは創立60周年企画として標記のように特別上映会を行うことになりました。
 映画『瞽女GOZE』(ごぜ)は2019年に作られた日本映画です。監督は『ベースボールキッズ』(2003年)などの瀧澤正治。作品は「最後の瞽女」と呼ばれた小林ハルさんの波乱の半生を通して”障害”の有無に関係なく、生きることの普遍的な意味を問いかけるものです。
 
 当日は映画上映に引き続いて小林ハルさんに師事し、最後の弟子として瞽女唄を伝承する萱森直子(かやもりなおこ)さんの生演奏も行います。
 映画はUDキャストによる音声解説付きの上映として、視覚障害者にもともに楽しんでいただける企画となっています。 
 私たちは映画愛好者として、そして良質な観客であること目指して60年、活動を続けてきました。これも周りの皆さんのご協力、ご支援の賜物です。今回の映画を鑑賞された観客の皆様一人ひとりに何かを考えていただく機会になればと願っております。瞽女唄の生演奏も加えた、歴史と文化、民衆芸術が香り立つイベントです。
 ※一部宣伝チラシで三味線演奏者の萱森さんを「菅森直子」と間違って記載しています。正しくは「萱森直子」です。よろしくお願いします。
 会場は札幌共済ホール(北4西1北農ビル6F)
 料金は一般前売3000円(当日3500円)、会員料金2500円で市内プレイガイドで取り扱っています。
 主管:一馬力 共催:札幌映画サークル
 問い合わせは09089006699(岡村)か07035206606(高橋)まで
 

11月14日『瞽女GOZE』上映と瞽女唄企画へのプレイベント開催
2023.11.14
映画『瞽女GOZE』の魅力を探る!
〜斎藤真一画伯・瀧澤正治監督と瞽女〜
日   時 :2023年11月14日(火)18:30〜20:30 (開場 18:00)
*13:30〜18:00 映画『瞽女GOZE』予告編上映、資料展示あり(オープンスペースとして開放)
会   場 :札幌文化芸術交流センター SCARTSスタジオ1・2 
(〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ 2F)
参加費  :無料
講  師:池田敏章(北海道恵庭市在住/斎藤真一コレクター・瞽女研究家)

講演内容:斎藤真一と瞽女、そして映画『瞽女GOZE』瀧澤監督の出会い
斎藤作品を収集しながら、斎藤が描き続けた瞽女に魅了され、
瞽女研究家としても活動するようになった
池田敏章氏の語る映画『瞽女GOZE』の魅力と制作裏話

<講師プロフィール : 池田敏章(いけだとしあき) >
1949年山形県に生まれ、旭川に育つ。恵庭市在住。32歳の時に出会った斎藤真一
画伯の作品から、とくに瞽女絵に魅了され、以後30年にわたり瞽女を中心に
斎藤作品をコレクションする。2011年、コレクションした斎藤作品約150点を
上越市に寄贈。寄贈をきっかけに設立された「瞽女ミュージアム高田」の顧問
となる。瀧澤正治監督は製作を模索していた2016年の池田氏との出会いが
映画『瞽女GOZE』制作への大きな力になったと語っている。
お問い合わせ:札幌映画サークル  TEL 011-747-7314

10月17日『シャレード』(1963年アメリカ映画)上映!
2023.10.17
10月17日(火)シネマクラシックス上映会

『シャレード』(1963年・アメリカ映画)
出演 オードリー・ヘプバーン ケーリー・グラント

@11:00〜12:55 A14:00〜15:55 B18:00〜19:55
※各回終了後に語る会を予定しています。 
上映は火曜日となっていますので間違われずに参加ください。
鑑賞料金は会員無料です。
▶問い合わせ・予約 電話の場合/011−747-7314(映サ事務所)
メールの場合/sapporocinema@yahoo.co.jp

会場 札幌エルプラザ3階ホール

ゆうーえんLCCのHPに『瞽女GOZE』企画が載りました!
2023.10.14
 今回の企画に当初から関わって頂いているプロデューサー・コーディネーターの斎藤弘美さんが代表を務めているイベント会社「ゆうーえんLCC」のHPに『瞽女GOZE』の催しが紹介されています。是非一度ごらんになってください。

全ての記事一覧を見る