5/05〜06 “ポーランド映画セレクション II”を開催します。 <前売り料金で鑑賞出来る“ネット・クーポン”を掲載しました> (ver. 3) 【終了しました】
2012.04.23
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【前売り料金で鑑賞出来る“ネット・クーポン”は、“鑑賞料金”のところにURLを記載しています】
札幌映画サークルは、2011年4月に“ポーランド現代映画セレクション 2004 - 2009”と題した上映会を開催し、4本のポーランド映画を上映しました。
駐日ポーランド共和国大使館のご協力のもと、2012年もポーランド映画の話題作を上映します。
逆風の中、昨年下半期にEU議長国を務めた国ポーランド。
世界的な金融危機にも関わらずプラス成長を続ける国ポーランド。
映画製作の底力を感じさせる作品の数々を一挙上映します!
上映作品は、以下の通りです・・・。
【いま注目の女流監督が“家族”を問う__ドロタ・ケンジェジャフスカ監督の2作品】
『木洩れ日の家で/Pora Umierać』(2007) (Aプログラム)
『僕がいない場所/I Am / Jestem』(2005) (Bプログラム)
【新作ドキュメンタリー2本日本初公開/2監督が来場】 (Cプログラム)
『コヴァルスキ家の歴史/Historia Kowalskich』(2009)
『モルトケ/Moltke』(2011)
【ポーランド監督が指導、学生たちが競って撮ったドキュメンタリー3本】 (Dプログラム)
『世界の夜明けから夕暮れまで/The World From Dawn Till Dusk』
“ベラルーシ・ミンスク篇”、“ウクライナ・キエフ篇”、“日本・東京篇”
“ポーランド映画セレクション II”
【開催日時】
2012年5月5日(土)〜6日(日)
【会場】
北海道大学学術交流会館 (札幌市北区北8条西5丁目)
【上映時間】
5月5日(土) 開場10:00
1) 10:30〜12:10 『僕がいない場所』 (Bプログラム)
2) 12:30〜14:15 『木洩れ日の家で』 (Aプログラム)
3) 14:45〜15:00 舞台挨拶 (『コヴァルスキ家の歴史』アルカディウシュ・ゴウェンビエフスキ監督&『モルトケ』ヴァルデマル・チェホフスキ監督)
4) 15:00〜16:40 『コヴァルスキ家の歴史』/『モルトケ』 (Cプログラム)
5) 16:40〜18:10 ワークショップ “名匠たちの映画づくり” (『モルトケ』の監督によるポーランドの名匠アンジェイ・ワイダ、クシシュトフ・キェシロフスキらの作品分析と解説)
5月6日(日) 開場10:00
1) 10:30〜12:15 『木洩れ日の家で』 (Aプログラム)
2) 12:30〜14:10 『僕がいない場所』 (Bプログラム)
3) 14:45〜15:00 舞台挨拶 (5日と同じ)
4) 15:00〜16:40 『コヴァルスキ家の歴史』/『モルトケ』 (Cプログラム)
5) 16:50〜18:50 『世界の夜明けから夕暮れまで』 (Dプログラム)
【鑑賞料金】
A〜Cプログラム
前売り(一般) 1,000円 (当日1,200円)
シニア 1,000円 (前売り・当日共)
学生 500円 (当日のみ)
Dプログラム
一律 500円
*北大生協、市内主要プレイガイドで前売り券を発売中!
【ネット・クーポン】
http://sapporocinema.net/album_image_a.php?RID=8&ID=5319
主催・・・ポーランド現代映画セレクションII実行委員会(北海道ポーランド文化協会、札幌映画サークル)
協賛・・・駐日ポーランド共和国大使館
後援・・・札幌市、札幌市教育委員会
【ご予約・お問い合わせ】
札幌映画サークル (Tel & Fax 011-747-7314、Eメール sapporocinema@yahoo.co.jp)
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☆ Aプログラム
【いま注目の女流監督が“家族”を問う__ドロタ・ケンジェジャフスカ監督】
『木洩れ日の家で/Pora Umierać』
2007年 / ポーランド映画 / モノクロ / ビスタサイズ / 104分
監督・脚本・編集・プロデュース・・・ドロタ・ケンジェジャフスカ/製作・撮影・編集・プロデューサー・・・アルトゥル・ラインハルト/音楽・・・ウヴォデク・パヴリク/音声・・・マルチン・カシンスキ、カツペル・ハビシャク、ラインハルト・ステルガル/美術・・・アルビナ・バランスカ/衣装・・・カタジナ・モラフスカ/プロデューサー・・・ピョトル・ミクラシェフスキ
出演・・・ダヌタ・シャフラルスカ、クシシュトフ・グロビシュ、パトリツィア・シェフチク、カミル・ビタウ、ロベルト・トマシェフスキ、ヴィトルト・カチャノフスキ、マウゴジャタ・ロジニャトフスカ、アグニェシュカ・ポトシャドリク、他
“ワルシャワの森 古い木の家
愛犬ラフィラ そして私 91歳。”
モノクロームの美しい映像に描かれる老婦人のひとり生きる姿__。
若き日の甘美な思い出、息子との葛藤 そしてしのびよる人生最後の時。
名女優による卓越した演技とともに贈る、現代ポーランド映画の傑作!
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☆ Bプログラム
【いま注目の女流監督が“家族”を問う__ドロタ・ケンジェジャフスカ監督】
『僕がいない場所/I Am / Jestem』
2005年 / ポーランド映画 / カラー / ビスタサイズ / 93分
監督・脚本・編集・・・ドロタ・ケンジェジャフスカ/製作・撮影・編集・・・アーサー・ルトゥール/音楽・・・マイケル・ナイマン/美術・・・モニカ・コナジェフスカ/衣装・・・マリオラ・ジョムジョラ
出演・・・ピョトル・ヤギェルスキ、アグニェシカ・ナゴジツカ、バルバラ・シュカルバ、エディタ・ユゴフスカ、パヴェウ・ヴィルチャック、他
“大人は誰も愛してくれない。”
孤児院を脱走した少年がたどり着いた母の家。
そこは、「僕がいない場所」だった。
母を慕う幼さ、空き缶拾いで食費を稼ぐ健気さ。
孤独な子供たちの姿を、川辺の町の抑えたカラー映像とマイケル・ナイマンのピアノが浮き出させます。
☆ Cプログラム
【新作ドキュメンタリー2本日本初公開/2監督が来場】
『コヴァルスキ家の歴史 / Historia Kowalskich』
2009年 / ポーランド映画 / カラー / ビスタサイズ / 60分
アルカディウシュ・ゴウェンビエフスキ、マチェイ・パヴリスキ監督
ナチス支配下、ユダヤ人を救い、命を落としたポーランド人一家の物語。
ドキュメンタリーの巨匠が貴重な目撃証言をカメラに収め、ドラマチックな再現映像を駆使して、歴史に埋もれた小さな村の真実をよみがえらせた。
☆ Cプログラム
【新作ドキュメンタリー2本日本初公開/2監督が来場】
『モルトケ/Moltke』
2011年 / ポーランド映画 / モノクロ / ビスタサイズ / 38分
ヴァルデマル・チェホフスキ監督
こんなドイツ人もいた__。
ヘルムート・フォン・モルトケは、反ナチス抵抗運動に加わり、ゲシュタポに逮捕され、射殺される。
彼とクライザウ・グループに関する映像レポートで、ワークショップ講師自身の作品です。
特 別 上 映 『 世 界 の 夜 明 け か ら 夕 暮 れ ま で 』
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☆ Dプログラム
【ポーランド監督が指導、学生たちが競って撮ったドキュメンタリー3本】
『世界の夜明けから夕暮れまで/The World From Dawn Till Dusk』
東京、北京、モスクワ、キエフ、ミンスク。
2011年の夏、世界5都市で映画を学ぶ学生たちがポーランドを代表する映画人の指導の下、それぞれの街と人々の暮らし、表情、人生観を捉えたドキュメンタリー競作5篇。
今回は、それらの中から3篇を選んで上映します。
“ベラルーシ・ミンスク篇” (39分)
若者たちがベラルーシの首都ミンスクを疾走する。
アクロバティックに壁を登り、バク転しながら、さまざまな場所を通り過ぎて行く。
その傍らに見えてくる暮らし、家族、孤独・・・。
“ウクライナ・キエフ篇” (44分)
ある晴れた夏の日の午後、ドニエプル川の遊覧船で休日を楽しむキエフの人々。
時に楽しく、時に深刻な会話と共に、さまざまな人生が船上でクロスする__。
“日本・東京篇” (40分)
日本の朝は、ラジオ体操と共に動き出す。
3.11の避難所、被曝をテーマにした演劇、鎮魂の歌声から日暮れの精霊流しへと、イメージの連鎖も試みられている。