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活動報告の詳細
2016/02/13 『国際市場(いちば)で逢いましょう』上映会を開催します。 (ver. 6) 【終了しました】
2015.12.21
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【“ネット・クーポン”のお知らせ】
このトップページを印刷、または、スマートフォン・タブレット等で画面表示された方は、前売り料金でご入場していただくことが出来ますので、どうぞご利用ください。



札幌映画サークルは、2016年2月13日(土)、札幌プラザ2・5(2階ホール)において、釜山の国際市場を主舞台に、激動の時代を家族のために生きたひとりの男の生涯をつむいだユン・ジェギュン監督の大河ドラマ__『国際市場(いちば)で逢いましょう/국제시장(国際市場)』の上映会を開催します。


上映会当日、1回目と2回目の終了後、北大大学院・朴権浩(パク クォンホ)さんの“作品から読み解く3つの?”と題したトーク・イベントを開催します。


また、関連イベントとして、2016年1月26日(火)18時30分から
“映画が3倍面白くなる! 朴(パク)さんの「韓国現代史」講座”を開催します。


『国際市場(いちば)で逢いましょう』
『 国 際 市 場 ( い ち ば ) で 逢 い ま し ょ う
     / 국제 시 장 ( 国 際 市 場) 』 【2015年5月16日封切り】


2014年/韓国映画/ユン・ジェギュン(윤제균)監督作品/127分/シネマスコープ/DCP上映


“戦火、貧困、軍政・・・苦難をエネルギーに換えて”


監督・・・ユン・ジェギュン/撮影・・・チェ・ヨンファン/美術・・・リュ・ソンヒ/衣装・・・クォン・ユジン/音楽・・・イ・ビョンウ/特殊効果(老化・若返り)・・・フォートン


出演・・・ファン・ジョンミン(ドクス)、キム・ユンジン(ヨンジャ)、オ・ダルス(ダルグ)、チョン・ジニョン(ドクスの父)、チャン・ヨンナム(ドクスの母)、ラ・ミラン(ドクスの叔母)、キム・スルギ(クッスン)、ユンホ(ナム・ジン)、他


“大丈夫だ”と笑って見せて、“良かった”と涙ぐむ。
     家族のために懸命に生きてきた、父の背中がそこにはあった__


第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品作



『王になった男』を超える動員を記録(韓国で歴代2位となる観客動員数1410万人)した、韓国映画史に残る大ヒット感動叙事詩。

前作『TSUNAMI ツナミ』でも1132万人動員という記録を打ち立てたユン・ジェギュン監督が、釜山の国際市場を主な舞台に、激動の時代を家族のために生きたひとりの男の生涯をつむいだ大河ドラマ。

朝鮮戦争で父と末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の妹とともに避難民として釜山で育ったドクス。
父親代わりとして一家を支えるため西ドイツへ出稼ぎにいき、ベトナム戦争への出兵では生死の瀬戸際に立たされるなど過酷な人生を歩むが、それでも家族への愛情と笑顔を絶やさず、時代の荒波を生き抜いていく。

主演は『ユア・マイ・サンシャイン』、『新しき世界』のファン・ジョンミン。米人気ドラマ『LOST』で知られるキム・ユンジンが、ドクスの妻ヨンジャを演じるほか、“東方神起”のユンホの出演も話題となりました。

上映日程
『 国 際 市 場 ( い ち ば ) で 逢 い ま し ょ う
           / 국제 시 장 ( 国 際 市 場) 』


【開催日】
2016(平成28)年2月13日(土)


【会場】
  札幌プラザ2・5 (旧・東宝プラザ) 2階ホール
      (札幌市中央区南2条西5丁目)


【上映時間】 開場 10:40(各上映回の20分前)
   1) 11:00〜13:07
        トーク・イベント 13:10〜13:40
   2) 14:30〜16:37
        トーク・イベント 16:40〜17:10
   3) 18:30〜20:37

* 完全入替制/自由席/満席の場合、入場をお断りする場合があります


【鑑賞料金】
前売り・一般・シニア・・・1000円 (当日 1300円)
前売り・学生(大学・専門学校生以下・・・500円 (当日 800円)
札幌映画サークル会員・・・無料


【前売り券販売】
大丸藤井、道新、教文の各プレイガイド/チケットぴあ(Pコード 555113)で発売中!

【札幌映画サークルで予約も受付中】
→Tel・Fax・・・011-747-7314/Eメール・・・sapporocinema@yahoo.co.jp
(ふりがなを添えたお名前、電話番号、チケット枚数を記入してください)

* 当日、会場のチケット・カウンターで料金の精算をお願いします

【主催】
札幌映画サークル

【後援】
札幌市、札幌市教育委員会

― 主人公ドクスが生きた時代 ―
【1945年8月】
太平洋戦争終わる。日本軍支配から解放されたが、半島は38度線を境に米ソの分割統治に。

【1950年6月】
朝鮮戦争始まる。

【1950年12月】
朝鮮戦争中の興南地方。中国軍が迫り、ドクス少年の一家も大混乱の波止場から米艦船で避難。このときドクスの妹がはぐれ、捜しに戻った父も行方不明となる。

【1951年初頭】
釜山の国際市場で叔母が経営する“コップンの店”にたどり着く。

【1953年7月】
休戦協定。戦火はやんだが、半島は分断されたままで故郷興南には戻れない。

【1963年】
家族を養うため西ドイツの炭鉱に出稼ぎ鉱員として出国。1966年帰国。

【1974年夏】
ドクスは諸々の費用を工面するため、今度はベトナム戦争に技術者として従軍する。

【1983年夏】
離散家族を探すTV番組はじまる。ドクスも妹を捜すために出演した。


ユン・ジェギュン(윤제균)監督プロフィル
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ユン・ジェギュン(윤제균/Yun Je-Kyun)


1969年 釜山生まれ。コリョ(高麗)大学校 経済学科 卒業。LGアド広告制作チームで数多くの広告を制作。

1997年 世界インターネット広告公募展で最高賞を受賞。

1999年 『少女たちの遺言 MEMENTO MORI』 脚本(共同)

2000年 『身魂(しんこん)旅行』  脚本 (1999年テチャン興業主催 シナリオ公募展 大賞)

2001年 『マイ・ボス マイ・ヒーロー』 監督・脚本

2002年 『盗られてたまるか』 脚本・出演

2002年 『セックス イズ ゼロ』 監督・制作・企画

2003年 『君に捧げる初恋』 脚色

2004年 『浪漫刺客』 監督・脚本

2005年 『大胆な家族(チョ・ミョンナム)』 制作

2005年 『私の生涯で最も美しい一週間(ミン・ギュドン)』 制作

2007年 『1番街の奇跡』 監督・制作

2007年 『色即是空 シーズン2』 企画・出演

2009年 『TSUNAMI ツナミ』 監督・脚本・制作

2014年 『国際市場で逢いましょう』 監督・脚色 (2015年第35回 黄金撮影賞授賞式/作品賞,監督賞)(2015年 第20回 利川春史大賞映画祭/脚本賞)


 
映画が3倍面白くなる 朴さんの「韓国現代史」講座
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【日時】
2016年1月26日(火) 18:30〜 (申込み不要)

【会場】
かでる2・7 510会議室 (中央区北2条西7丁目)

【参加費】
500円 (会場費・資料代として)

【講師】
朴権浩(パク クォンホ)さん


2月13日に上映する『国際市場で逢いましょう』は、日本ではあまり知られていない解放後の韓国の歴史が描かれています。
背景を知っておくと、映画が3倍以上面白くなること間違いなし!ということで、韓国生まれで、現在札幌在住の朴権浩さん(48歳)に、お話をしていただくことになりました。
朴さんの熱く、わかりやすいお話をぜひ、聞きに来てください。ご参加、お待ちしています。


*講師プロフィル  朴権浩さん

家族: 妻と娘1人(妻は北大に勤務、娘は札幌市立北辰中学校3年生)

― 1967年 韓国全羅南道新安郡、人口300人の小さい島で生まれ、小学校卒業

― 全羅南道木浦市で中学校・高校生活

― 中学2年生の時、光州民衆抗争を経験

― 1986年 ソウル市立大学経済学部入学

― 当時の軍部独裁政権に反対して学生運動に参加

― 1988年 軍隊に入隊

― 1991年 大学に戻る

― 1992年 “ソウル市立大学民主化闘争委員会”委員長として活動

― 卒業後、1993年 企業に就職したが、1997年退職、当時民主労働党結党に参加

― 2001年から2004年まで民主労働党中央事務局長として活動

― 2002年 民主労働党大統領選挙対策本部総務室長、2004年 同総選挙対策本部総務室長歴任

― 2004年から民主労働党国会議員であるノヘチャン氏の補佐官として国会で活動

― 2008年 来日(つくば市)

― 2011年 北大大学院法学研究科修士課程に入学

― 2013年 北大大学院法学研究科修士課程修了(専攻・韓国政治)

― 2013年 北大大学院法学研究科博士課程に入学(専攻・民主化後の韓国における政党政治)



【お詫び】 *2016/01/02
これまで、このHPやチラシにおいて、朴さんのお名前を
“朴権浩”さん、“朴權浩”さん、“パク・クォンホ”さん、“パク クォンフォ”さん・・・など異なった表記で記載していましたが、混乱を避けるために、以下のように統一した表記にします。

“朴権浩”さん
“パク クォンホ”さん

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