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活動報告の詳細
2/25 “在日コリアンの日常、あなたは知っていますか?”__在日コリアンを描いた記録映画3本の上映会(『60万回のトライ』/『ウリハッキョ Our School』/『ヘイトスピーチ』)を開催します。 (ver. 3) 【終了しました】
2017.01.13
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“ぴあチケット情報”

[ Pコード 556476 ]



札幌映画サークルは、2017年2月25日(土)、札幌プラザ2・5(2階ホール)において、在日コリアンの日常を描いたドキュメンタリー作品3本の上映会を開催します。


今回、上映するのは・・・

  ☆ 『60万回のトライ』
        (2013年/朴思柔&朴敦史監督作品)

  ☆ 『ウリハッキョ Our School』
        (2006年/金明俊監督作品)

  ☆ 『ヘイトスピーチ』
        (2015年/佐々木航弥監督)
     
         ・・・の3本です。


上映日程
“在日コリアンの日常、あなたは知っていますか?”
       __在日コリアンを描いた記録映画3本の上映会

(『60万回のトライ』/『ウリハッキョ Our School』/『ヘイトスピーチ』)


【開催日】
2017(平成29)年2月25日(土)


【会場】
  札幌プラザ2・5 (旧・東宝プラザ) 2階ホール
      (札幌市中央区南2条西5丁目)


【上映時間】 開場 9:40(各上映回の20分前)
   1) 10:00〜11:46  『60万回のトライ』
                上映後、朴思柔監督・朴敦史監督トーク
   2) 13:00〜15:11  『ウリハッキョ』
   3) 15:40〜17:26  『60万回のトライ』
                上映後、朴思柔監督・朴敦史監督トーク
   4) 18:30〜19:50  『ヘイトスピーチ』
                上映後、佐々木航弥監督トーク


* 完全入替制/自由席/満席の場合、入場をお断りする場合があります


【鑑賞料金】 * 1作品につき
一般・・・前売り 1000円 (当日 1300円)
シニア・・・前売り・当日共 1000円
学生・・・ 500円 (当日 700円)


【前売り券販売】
大丸藤井、道新、札幌市教育文化会館の各プレイガイド/チケットぴあ(Pコード 556476)で発売中!


【お問い合わせ】
札幌映画サークル (Tel 011-747-7314) * 留守電対応→お名前と電話番号の録音をお願いします

【予約受付中】
→Tel・Fax・・・011-747-7314/Eメール・・・sapporocinema@yahoo.co.jp
(ふりがなを添えたお名前、電話番号、チケット枚数を記入してください)

* 当日、会場のチケット・カウンターで料金の精算をお願いします

【主催】
札幌映画サークル

【後援】
札幌市

作品紹介その1 『60万回のトライ』
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『 6 0 万 回 の ト ラ イ 』
          
2013年/朴思柔&朴敦史監督作品/106分/カラー


“転んでも、倒されても、負けられない想いがある__”


             “闘いはノーサイドの笛が鳴るまで。”


花園で全国制覇を目指す大阪朝鮮高級学校ラグビー部を密着取材。
汗と涙と苦悩を超え、差別・偏見を突き抜けたノーサイド精神が胸をうつ。
韓国人と在日コリアンによる共同監督作品。


大阪生まれ大阪育ち。
周りの日本人と変わらない日常生活を送る。
彼らが通う大阪朝鮮高級学校は高校ラグビーの強豪校だ。
憧れの花園へ、全国制覇を目指す彼らをデビュー作のカメラに収めようとソウルの若い女性監督・朴思柔(ぱく・さゆ)が取材に入る。
在日コリアン3世の朴敦史(ぱく・とんさ)が共同監督として支えた。
トライは相手陣に飛び込んで得点するラグビー用語。また、“挑戦”をも意味する。
日本に暮らす在日コリアンが60万人いることを考え合わせると、タイトルは高校ラグビー部の話に収まらない広さ深さを感じさせる。
音楽は、大友良英(2017年札幌国際芸術祭アート・ディレクター)。ナレーションは、女優の根岸季衣。

作品紹介その2 『ウリハッキョ Our School』
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『 ウ リ ハ ッ キ ョ  O u r S c h o o l 』
          
2006年/金明俊監督作品/131分/カラー


“言葉を守り・育てる私たちの学校”


札幌市内にある北海道挑戦初中高級学の日常。
子どもたちの“勇敢”な登校が始まる。


ウリハッキョは“私たちの学校”という意味。
この映画は、札幌市清田区の北海道初中高級学校の寄宿舎に、韓国から来た金明俊(キム・ミョンジュン)監督が3年半も住み込んで撮影した。
生徒の日常、素顔、父母の思い、地域との交流を生き生きと映し出す。
学校を出ればほとんど日本語で暮らすが、その中で自らのルーツを学び、朝鮮語を身に付けようと努力する姿に目を見張る。
「私は朝鮮人であることが嫌いでした。日本人になりたいと思っていました。でも、(朝鮮学校の)みんなは朝鮮人であることに誇りを持っていて・・・自分が恥ずかしくなりました。」と語る生徒。
差別や偏見に直面する場面も記録されている。
なんでも一生懸命のウリハッキョの生徒たちに拍手したくなる一篇。


* 2006年釜山国際映画祭雲波賞受賞作品

作品紹介その3 『ヘイトスピーチ』
『 ヘ イ ト ス ピ ー チ 』
          
2015年/佐々木航弥監督作品/80分/カラー


“なぜ敵視? 貴重なインタビュー。”


大阪の街でヘイトスピーチ対カウンターの前線に飛び込んで、学生が捉えた熱い映像。


撮影当時、主に在特会(在日特権を許さない市民の会)などが大阪・御堂筋で盛んに行った在日コリアンに対しての街活動“ヘイトスピーチ”の現場に密着。
「ゴキブリ」、「朝鮮人を大阪湾にたたき込め!」などと叫ぶ在特会と、体を張って阻止行動を起こした“カウンター”側の双方に、彼らがなぜ行動に参加するのか貴重なインタビューを重ねた。
1992年生まれの佐々木航弥監督が大阪芸術大学映像学科の卒業作品として撮った作品(担当教官は、『ゆきゆきて、神軍』の原一男)。

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