札幌映画サークルの活動報告を公開しています

札幌映画サークルのトップ >> 活動報告 >> 活動報告の詳細
活動報告の詳細
「パッチギ!」の上映会を開催します! + “「パッチギ!」で 話すともっと おもしろい!”を開催します 【終了しました】
2006.03.03
【このコラムは、札幌映画サークルの旧HPから移行した文章です】


札幌映画サークルの2006年第2回目の上映会の作品は、札幌映画サークルが実施した“Best 10 Cinemas in Sapporo 2005”で日本映画第1位になった他、キネマ旬報・ブルーリボン賞・毎日映画コンクール・ヨコハマ映画祭をはじめとするさまざまな映画賞で高い評価を得た井筒和幸監督の「パッチギ!】(2004年制作)を上映します。

4回の上映で、500名を越すお客様に観ていただくことが出来ました。
ありがとうございます。

そして、1回目と2回目の上映後、北海道開発教育ネットワーク(D-Net)の「映画 de 開発教育」タスクチームのみなさん(北海道教育大学を中心とする学生さんの集まり)が担当する“「パッチギ!」で 話すともっと おもしろい!”を開催します。

2回で約50名の参加者が集い、作品を観て感じたこと、考えたことなどを一緒にお話しする場を設けることが出来ました。
(時間・場所等は、下記、上映スケジュールの後に記載してあります)


「ゲロッパ!」の大ヒットも記憶に新しい井筒和幸監督が、鮮烈にして衝撃的なデビュー作「ガキ帝国」の原点に回帰し、さらにそれを軽々と飛び越え、新たな地平に踏み出すエンタテインメント映画の傑作を創り上げました。
胸ときめく切ない恋と涙あふれる熱い友情、そして思わず顔をしかめるほどの激しいリアル・ファイトに満ち、無軌道な若者たちが不条理な社会の荒波に巻き込まれながら、大人への一歩を踏み出す姿をとらえた青春群像劇です。
いつの時代にも共通する若者の普遍的な純粋さと葛藤を描いて、彼らの言葉に出来ない心の叫びが、観る者すべての涙を誘います。

対立する2つのグループの男女がふとしたきっかけで知り合い、やがて恋に落ちていくが、そこには2人の思いを妨げる深い河が横たわっていた・・・。
スピード感あふれるエピソードが繰り出す笑いと、純粋であるがゆえに深く胸に刻み込まれる挫折と悲しみ。そして、ラストに訪れる爽やかな感動が、これらすべての感情を包み込んで未来への希望に変えてくれる。

「パッチギ!」は、“日本版ロミオとジュリエット”、そして、ダンスをケンカに置き換えた“日本版ウエスト・サイド物語”ともいえる胸躍る感動作品です。

尚、タイトルの“パッチギ”とは、「突き破る、乗り越える」という意味を持つハングル語で、「頭突き」の意味でもあります。


“世界は、愛で変えられる。”
     “We Shall Overcome Someday”


『パッチギ!』

2004年制作(2005年公開) / 日本映画 / 井筒和幸監督作品 / 119分 / ビスタサイズ / カラー / 配給・シネカノン

監督・・・井筒和幸 / 脚本・・・羽原大介、井筒和幸 / 撮影・・・山本英夫 / 編集・・・冨田伸子 / 音楽・・・加藤和彦 / 原案・・・松山猛『少年Mのイムジン河』(木楽舎刊) / 楽曲・・・「♪イムジン河」、「♪悲しくてやりきれない」、「♪あの素晴らしい愛をもう一度」 / 製作・・・シネカノン、ハピネット・ピクチャーズ、衛星劇場、メモリーテック、S・D・P / 企画・制作・・・シネカノン

出演・・・塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ、楊原京子、尾上寛之、真木よう子、小出恵介、波岡一喜、オダギリ ジョー、加瀬亮、キムラ緑子、余貴美子、大友康平、前田吟、光石研、他


【上映日程】
2006年4月22日(土)、札幌市教育文化会館4F講堂

【上映時間】 (開場 10:30)
  1) 11:00?、 2) 13:30?、 3) 16:00?、 4) 18:30?

【前売り料金】
大人 1000円
(当日・・・大人1300円、シニア・学生 1000円)

【問合せ先&電話予約】
    札幌映画サークル 011-747-7314 (Tel & Fax)
     [左記“お問い合わせ”からのEメールでも受け付けています]


“「パッチギ!」で 話すともっと おもしろい!”
【開催時間】
  1)13:20? (1回目の上映後)、 2)15:50? (2回目の上映後)

【開催場所】
  札幌市教育文化会館4F・ギャラリー (エレベータ裏側)

【実施担当】
  北海道開発教育ネットワーク(D-Net)「映画 de 開発教育」タスクチーム

[写真説明]
“「パッチギ!」で語ろう 日朝高校生の対話集会”
@札幌市教育文化会館ギャラリー

参加者のみなさん

(写真撮影・・・田渕さん)
前の記事を見る次の記事を見る
札幌映画サークルのトップに戻る