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活動報告の詳細
5/26 札幌映画サークル創立55周年記念上映会+シネマトーク with 香川京子さん “溝口健二監督SELECTION”を開催します。 (ver. 3) 
2018.02.12
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<< チケットぴあ & 各プレイガイド(大丸藤井/道新/教文)で3/01から発売! >>

<< シネマトークのチケットのみ、3/08から発売予定! >>


“ぴあチケット情報”

映画上映   [ Pコード 558211 ]
シネマトーク [ Pコード 558210 ]



1963年に創立された札幌映画サークル(SCC)は、2018年、創立55周年を迎えます。

SCCは、“創立55周年記念上映会”として、2018年5月26日(土)、札幌プラザ2・5(2階ホール)において、“溝口健二監督SELECTION”と題した上映会を開催し、日本映画の名作2本を上映します。
また、両作品に出演している香川京子さんをお迎えして、“シネマトーク”も開催します。

今回の上映作品は、『近松物語』(1954)と『山椒太夫』(1954)の2本です。


どちらも“4Kデジタル修復版”を上映します。

札幌プラザ2・5の上映設備は“2K仕様”ですが、35mmフィルムと比較すれば格段に高精細な映像と音声で作品を鑑賞することが出来ます。



“溝口健二監督SELECTION”

『近松物語 4Kデジタル修復版』
『山椒太夫 4Kデジタル修復版』



溝口健二監督の2本の名作・・・ご堪能ください。


上映する各作品の紹介は、下記に掲載してある“溝口健二監督COLLECTION 作品紹介・その1〜2”に掲載しています。


上 映 日 程
札幌映画サークル創立55周年記念上映会

“溝口健二監督SELECTION”


『 近 松 物 語 』/『 山 椒 太 夫 』


【会場】
  札幌プラザ2・5 2階ホール
      (札幌市中央区狸小路5丁目)


【上映時間】 開場時間は上映開始の各20分前
     10:30〜12:15 「近松物語」
  ☆  13:30〜15:00  特別企画 シネマトーク
     16:00〜17:40 「山椒太夫」
     18:00〜19:45 「近松物語」


【鑑賞料金】
大人・・・・前売り 1000円(当日 1500円)
シニア・・・前売り 1000円(当日 1300円)
学生・・・・前売り  500円(当日 1000円)

(1作品ごとの完全入替制→続けてご覧になる場合も一度退席していただきます)


☆ シネマトーク・・・前売り 一律 1800円(当日 2300円)

[映画の鑑賞チケットでは入場できません]
* 別途、全席座席指定のシネマトーク・チケットが必要です
* “チケットぴあ”のみで販売します

【注意事項】
コンビニ(セブン・イレブンをお薦めします)での購入は、発券システムの関係で、座席指定することが出来ません(優先順で座席を振り分けます)。
[ファミリーマート、サークルK・サンクスでの購入も可能ですが、機器の操作はセブン・イレブンが一番簡単なようです]

* チケットぴあのお店
[玉光堂パセオ店、コーチャンフォー美しが丘店/新川通り店/ミュンヘン大橋店、チケットポート札幌店(PARCO)、道新プレイガイド、道庁地下売店、新さっぽろアークシティ デュオプレイガイド]

* チケットぴあweb
⇒ https://t.pia.jp (会員登録が必要です)



【前売り券販売】
チケットぴあ(映画 Pコード...558211/シネマトーク Pコード...558210)/大丸藤井、道新、教文の各プレイガイドで発売中!
(札幌映画サークルで予約も受付中→Tel・Fax・Eメール)


【主催】
札幌映画サークル

【後援】
北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会

【協力】
香川事務所、KADOKAWA

【お問い合わせ】
札幌映画サークル (札幌市北区北6条西6丁目 第1山崎ビル1F)
Tel:011-747-7314
* 常駐不在・留守番電話対応のため折り返しご連絡します


ご購入後の変更・返金は一切いたしません。

入場券の再発行はいたしません。
特別企画 シネマトーク “女優 香川京子と日本映画の巨匠たち”
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<写真提供・・・香川事務所>



世界が驚嘆した1950〜1960年代の日本映画。
その代表である黒澤明、小津安二郎、溝口健二監督作品で、強さを秘めた美しいヒロインを演じた稀有の女優、香川京子さんを招いてのシネマトーク。


 トーク・・・・・・・香川京子さん
 インタビュアー・・・楢部一視さん(元・松竹プロデューサー)



< 香川京子さんからのごあいさつ >

札幌映画サークル55周年、誠におめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。

今回、溝口健二監督の作品が上映される中で、
私が出演させて頂いた2つの作品が、
しかも優れた技術を持った方々の修復によって、
新しくきれいな画面になって上映されることは
本当にうれしく、ありがたく存じております。
『近松物語』は、私の永い女優生活の中で
最も苦しんだ作品でした。
溝口監督は演技指導を一切されない方で、
自分で考えて演じなければならず、
芝居の根本を教えられた、大切な作品です。

香川 京子



< 香川京子さん Profile >

東京都出身。
都立第十高女(現・豊島高校)卒業後、新東宝に入社。
『窓から飛び出せ』(島耕二監督/1950)で映画界にデビュー。
以後
『おかあさん』(成瀬巳喜男監督/1952)
『ひめゆりの塔』(今井正監督/1953)
『東京物語』(小津安二郎監督/1953)
『近松物語』(溝口健二監督/1954)
『モスラ』(本多猪四郎監督・円谷英二特技監督/1961)
『男はつらいよ 寅二郎春の夢』(山田洋次監督/1979)
『深い河』(熊井啓監督/1995)
『ワンダフルライフ』(是枝裕和監督/1999)
『BALLAD 名もなき恋のうた』(山崎貴監督/2009)
__など、巨匠の作品に出演。

黒澤明監督の作品では
『どん底』(1957)
『天国と地獄』(1963)
『赤ひげ』(1965)
__などに出演。

1990年、熊井監督『式部物語』でキネマ旬報助演女優賞と日本映画批評家大賞
1993年、黒澤監督『まあだだよ』で田中絹代賞や日本アカデミー賞最優秀助演女優賞などを受賞。

舞台の他にテレビの経歴も豊富。
NHK朝のテレビ小説は「水色の時」(1975)をはじめ、「ふたりっ子」(1996)、「芋たこなんきん」(2006)など。

近年の映画では『天使のいる図書館』(2017)や北海道室蘭市が舞台で坪川拓史監督『モルエラニの霧の中』(製作中)などで活躍する。

1998年、紫綬褒章。
2004年、旭日小綬章を受賞。

著書に、「ひめゆりたちの祈り」(朝日新聞社/1992)、「愛すればこそ スクリーンの向こうから」(毎日新聞社/2008)がある。

2011年、世界の映画保存機構から構成される国際組織である国際フィルムアーカイヴ連盟賞を受賞。

最近は、機会ある毎にフィルム保存の重要性を伝えるよう努めている。

溝口健二監督Selection 作品紹介その1” 『近松物語』
*















(C)KADOKAWA 1954



“溝口健二監督SELECTION”


☆ 『 近 松 物 語 』 【1954年11月23日 日本公開】


“大店の内儀と手代が、あらぬ疑いを受け、
             命がけの逃避行へ_____”



1954年/大映/モノクロ/スタンダードサイズ /モノラル/102分/Blu-ray


溝口健二監督作品/製作・・・永田雅一/企画・・・辻久一/原作・・・近松門左衛門/劇化・・・川口松太郎/脚本・・・依田義賢/撮影・・・宮川一夫/録音・・・大谷巌/照明・・・岡本健一/美術・・・水谷浩/音楽・・・早坂文雄/編集・・・菅沼完二/和楽・・・望月太明蔵、豊沢猿二郎/装置・・・山本卯一郎/結髪・・・花井りつ/助監督・・・田中徳三

出演・・・長谷川一夫(茂兵衛)、香川京子(おさん)、南田洋子(お玉)、進藤英太郎(大経師以春)、小沢栄太郎(助右衛門)、菅井一郎(源兵衛)、田中春男(岐阜屋道喜)、石黒達也(院の経師以三)、浪花千栄子(おこう)、十朱久雄(鞠小路侍従)、他


3年連続でヴェネチア国際映画祭受賞を果たした、溝口絶頂期の1954年作品。

近松門左衛門の人形浄瑠璃と歌舞伎「大経師昔暦(だいきょうじ むかしごよみ)」(通称・・・おさん茂平兵衛)、それに井原西鶴の「好色五人女」をベースにした古典的な悲劇を現代的な恋愛観と宮川一夫のカメラで格調高く流麗に描いた__。


* 第28回(1954年)キネマ旬報 日本映画ベストテン 第5位

溝口健二監督Selection 作品紹介その2” 『山椒大夫』
*












(C)KADOKAWA 1954



“溝口健二監督SELECTION”


☆ 『 山 椒 大 夫 』 【1954年3月31日 日本公開】


“山椒大夫の荘園に売られた兄妹が
             偶然、母の消息を知る___”


1954年/大映/モノクロ/スタンダードサイズ /モノラル/99分/Blu-ray


溝口健二監督作品/製作・・・永田雅一/脚本・・・八尋不二、依田義賢/企画・・・辻久一/撮影・・・宮川一夫/録音・・・大谷巌/照明・・・岡本健一/美術・・・伊藤熹朔/音楽・・・早坂文雄/編集・・・宮田味津三/助監督・・・田中徳三

出演・・・田中絹代(玉木)、花柳喜章(厨子王)、香川京子(安寿)、進藤英太郎(山椒大夫)、菅井一郎(仁王)、見明凡太郎(吉次)、小園蓉子(小萩)、浪花千栄子(姥竹)、毛利菊江(巫女)、三津田健(藤原師実)、他


“安寿(あんじゅ)と厨子王(ずしおう)”の物語として知られる森鴎外の小説が原作。

配役の関係で安寿(香川)を妹とした。
溝口は母と子、兄妹の情愛とともに、平安時代を日本の奴隷社会として描いた。


* 第28回(1954年)キネマ旬報 日本映画ベストテン 第9位

溝口健二監督のプロフィル
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サイレントの時代から映画製作に関わる日本映画の代表的な監督の一人。

ヴェネチア国際映画祭で3年連続の受賞を果たし世界的な名声を得ると共に、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、エリック・ロメールらそうそうたる新鋭監督らに大きな影響を与えた。

1898年東京生まれ。
1920年、監督助手として日活向島撮影所に入社。
1923年、『愛に甦る日』で監督デビュー。

『浪華悲歌(エレジー)』(1936)、『祇園の姉妹』(1936)、『残菊物語』(1939)とリアリズムに裏打ちされた傑作を次々と完成させるが、以降長いスランプに陥る。

1952年、背水の陣で臨んだ『西鶴一代女』で低迷期を脱出し、ヴェネチア国際映画祭国際賞を受賞。

1953年、大映専属となり、天才カメラマン・宮川一夫とタッグを組んだ『雨月物語』(1953)、『山椒大夫』(1954)でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞。

3年連続となる快挙を成し遂げ、一躍国際的に認知された。

その後も、『近松物語』(1954)、『新・平家物語』(1955)などの傑作を連発するも、1956年8月24日に急逝。

享年58歳。

遺作は、その年に公開した『赤線地帯』(1956)。

生涯監督作品本数 85本。



* 受賞歴

1954年: ブルーリボン賞監督賞『近松物語』
1954年: 芸術選奨
1955年: 紫綬褒章
1956年: 毎日映画コンクール特別賞
1956年: 勲四等瑞宝章

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