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活動報告の詳細
7月17日(日)『東京自転車節』『ひいくんのあるく町』上映は終了しました。
2022.07.17
若手クリエイター応援企画 第1回
     青柳拓監督作品上映会 は無事終了しました。監督のリモートトークもスムーズに進行し、監督がこの映画に込めた思いや彼の人柄が伝わってくる企画になりました。悪天候の中、多数のご来場ありがとうございました。
       主催 『東京自転車節』札幌上映実行委員会
       共催 札幌映画サークル

『東京自転車節』(2021年/93分/ドキュメンタリー)           『ひいくんのあるく町』(2017年/47分/ドキュメンタリー)

上映日7月17日(日)
会場 札幌市教育文化会館4階講堂
上映  @『東京自転車節』 10:30〜12:05 上映後監督リモート・トークあり
A『ひいくんのあるく町』  13:30〜14:20 上映後、二通諭さんによるトークあり
B『東京自転車節』     15:30〜17:05  上映後監督リモート・トークあり
C『 ひいくんのあるく町』 18:30〜19:20  上映後トークなし
※『ひいくんのあるく町』には字幕と服音声がつきます

料金 『東京自転車節』 前売・予約 1000 円当日 1300 円
『ひいくんのあるく町』 前売・予約  500 円 当日  700 円
※映サ会員は両作品無料‼ ※事前にメールか電話予約をお願いします。
電話予約 / 090−7055−0074 (岩本) メールの場合 / sapporocinema@yahoo.co.jp


青柳監督メッセージ
「自分ごとを拡張させていく」・・・・・・・・・・
はじめまして!ドキュメンタリー映画『ひいくんのあるく町』と『東京自転車節』の監督の青柳拓と申します。来る7/17(日)、私の名前を冠した上映会が開かれます。これにはびっくり!初めてのことで、友人の秀彦さん(ひいくん)と私の祖母にさっそく電話をしたら、とても喜んでくれました。 私も有難くてたまりません。一作品観るだけでも十分!ですが、二作続けて観て頂くとさらに発見がありま
す!両作はテイストこそ異なりますが、明確なつながりがいくつもあります。きっとたのしい映画体験になります。唐突ですが、私はいまこの文章を6/15に書いています。上映会はちょうど一カ月後。この間に何があるかと言うと、参議院議員選挙があります!「いまから一ヶ月後、この社会はどうなっているんだろう?」不安とほんのちょっとだけ期待を抱いています。というのは、いま私は一人の参議院立候補者を対象にドキュメンタリー映画を撮影していて、一カ月後にその人は当選しているのか、この映画ははたして完成できるのか?のっぴきならない気持ちでこれを書いているからです。「政治」をテーマに映画を作ろうと思うきっかけには『東京自転車節』が深く関わっています。『東京自転車節』を作るまで私は真剣に政治に意識をむけたことはありませんでした。『東京自転車節』ではコロナで仕事を失った自分を出発点に、ウーバーの大きなバックを背負って静まり返る東京を走り回るシンプルな構成の映画です。しかし、走りまくっていくと全然溜まっていかない稼ぎは置いておいても、何か複雑で大きなものが背中にのしかかる感じが確かにありました。この辺のところを注目して観ていただけたら嬉しいです。その続きの一つとして、いま私が取り組んでいる選挙映画があるのだと思います。『ひいくんのあるく町』から、新作を作るたびに自分ごとを拡張させていくスタイルで映画を作りたいです。そしたらいずれ宇宙の映画を作るかも!その始まり方を目撃しに来てください。
ご来場お待ちしています
『東京自転車節』
『ひいくんのあるく町』でデビューした青柳拓監督が2020年のコロナ禍における東京の今と “新しい日常” を切り取ったドキュメンタリー。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため緊急事態宣言が発出された東京。自転車配達員として働くことになった青柳は、スマートフォンと装着型カメラで自身の活動を記録していく。コロナ禍がまだ続く2021年7月に劇場公開され、小型カメラを駆使した迫力ある映像と生々しいドキュメント要素、エンターテイメント溢れる演出が話題を呼んだ。上映後監督リモート・トあり
詳細はこちら http://www.tokyo-jitensya-bushi.com/
『ひいくんのあるく町』
山梨県の甲府盆地の南にある市川大門。監督の青柳拓が生まれ育ったその地区では、 ヘルメット姿の少年のような風変わりなおじさんがひょこたんと歩く。彼は町の人々の手伝いをして、“ひいくん” と愛称され温かく受け入れられている。しかし、いつしか町はシャッターが目立つようになった。お気に入りの電気屋「水口屋テレ ビ」の店主・青柳正輝さんは病気で倒れ、店を閉めた。写真好きの正輝さんが撮影 した膨大な数の写真には、この町の活気ある姿が確かな形で写っていた。華やかだった町の風景、盛り上がる祭り…。今、町はゆるやかに静まってゆくが、我らが人気者のひいくんはこの町を今日も朗らかに歩き続ける。1回目上映後二通 諭さん(札幌映サ会員・札幌大谷大学特任教授・札幌学院大学名誉教授)のトークあり。
詳細はこちら http://hikun.mizukuchiya.net/
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