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活動報告の詳細
12月10日は『モロッコ、彼女たちの朝』(2021年公開)の上映は終了しました。
2022.12.10
(C)Ali n' Productions - Les Films du Nouveau Monde - Artemis Productions
札幌映画サークル、今年最後の上映会は12月10日にモロッコ、フランス、ベルギー合作の『モロッコ、彼女たちの朝』を上映しました。多数のご鑑賞ありがとうございました。
上映後の感想も多くの方から「よかった」「いい映画だった」との声をいただきました。これからも皆様の声を励みに上映会を続けていきたいと思いました。
〈作品紹介〉 モロッコ出身の女性、マリヤム・トゥザニ監督の第1回長編作です。
厳格なイスラームの国である同国では婚前交渉が禁止されており、未婚の母とその子どもは社会的な差別に晒されています。トゥザニは、こうした性差別的な社会の問題を女性同士の連帯も絡めながら描いています。2022年最後を飾る素晴らしい映画です。
上映日 12月10日(土)
会場 札幌市教育文化会館(北1西13) 4階講堂
@10:30〜 A13:00〜 B15:30〜
※会員無料です。ご鑑賞希望の場合は下記宛てに予約してください。
▶問い合わせ・予約 電話の場合/090-7055-0074(岩本)
メールの場合;ホームページ画面左側の「お問い合わせ」コーナーに申し込むかsapporocinema@yahoo.co.jpまで送信ください。
上映会は感染対策に十分留意して行いますのでご協力をお願いします。
あらすじ 夫を早くに亡くし、娘を育てながらパン屋を営む女性アブラ。彼女の前に臨月のお腹を抱えた未婚のサミアが現れて…
モロッコの大都市、カサブランカの町角で小さなパン屋を切り盛りしているシングルマザーのアブラは、8歳の娘ワルダと2人で暮らしている。あるとき、サミアという若い妊婦がパン屋にやってくる。サミアは、仕事と寝る場所を探すために、このパン屋のドアを叩いたのだった。夫を失った傷を抱えているアブラは、サミアを一度は追い返してしまうのだが、夜遅くに路上で座っている彼女を見つけ、翌朝までという条件付きで部屋に招き入れることを決める。やがてアブラは、サミアがワルダに向ける穏やかな眼差しや店を手伝う様子によって彼女に対する態度を改めていく。そしてサミアの滞在は、何度も延長されることになるが・・・。
[主演の二人は・・・]
サミア役(若い妊婦)のニスリン・エラディとともに、アブラ役(パン屋の女主人)にはルブナ・アザバルと、本作ではモロッコの人気女優 2 人が共演している。ルブナ・アザバルはモロッコ系のベルギー人で、パレスチナの若者たちを描いた衝撃作『パラダイス・ナウ』(2010年)や、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』(2010年)などで日本でも人気の高い女優。近年は『テルアビブ・オン・ファイア』(2018年)でもスター女優役でコミカルな演技を見せた。一方、本作が日本での初公開作品となるニスリン・エラディ。モロッコ出身の彼女は、中東・北アフリカ圏では既に大人気の女優。
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