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活動報告の詳細
11月5日の『あの日の声を探して』上映会は終了しました。
2022.11.05
   (C)La Petite Reine / La Classe Americaine / Roger Arpajou
札幌映画サークル、11月の上映会『あの日の声を探して』(2015年公開/135分/PG12/フランス・グルジア合作)は無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
〉紛争で両親と声を失った少年が難民キャンプにたどり着き、トラウマに苦しみながらも懸命に生きる姿を描いたヒューマンドラマです。現在のロシア軍のウクライナ侵攻にも通じる作品です。第84回アカデミー賞受賞作「アーティスト」のミシェル・アザナビシウスが監督。

会場:札幌市教育文化会館講堂(北1西13)
日程:11/5(土)@10:30 A13:30 B16:30
前売・予約1.000円 当日1.300円 
※映サ会員は無料です。

予約は090-7055-0074(岩本)か
メールはsapporocinema@yahoo.co.jpまで
前売り券はプレイガイド/道新・札幌市民交流プラザ・教育文化会館でお求めください。

チェチェン紛争で両親を殺されて声を失った少年と街中で囚われ兵士となって殺人鬼に変貌していくロシア青年。二つの物語から具現化する戦争という狂気
作品紹介】ナチスによって収容所に送られ、母と生き別れた少年をアメリカ兵が助けるという物語を描いたフレッド・ジンネマン監督の「山河遥かなり」(1947)に着想を得て、物語の舞台をロシアに侵攻された99年のチェチェンに置き換えて描いた。目の前で両親を銃殺されたショックで声を失った9歳の少年ハジは、赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に置き、ひとり放浪する。やがてハジはフランスから調査にきたEU職員のキャロルと出会う。戦禍を目前にして自身の無力さを痛感するキャロルは、せめてハジだけでも守ろうと決意する。一方、紛争で生き別れとなったハジの姉はハジと弟を求めて難民キャンプにやって来たが…。
 別のエピソードで描かれるのはロシアの19歳の青年、コーリャ。彼は些細なことで警察に囚われ兵役に就かされる。ロックを愛し、若者らしい気概も持っていたが戦地の経験により狂気に染まって行く…。
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