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活動報告の詳細
『幕末太陽傳』の上映会を開催します。 (ver. 13) 【終了しました】
2010.04.20
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【画像を印刷して持参すると、“前売り料金”でご鑑賞していただける“Web限定”のEクーポンのURLを上映日程の部分に掲載してありますので、どうぞご利用ください】

札幌映画サークルでは2010年上映会の第2弾として、来る2010年5月30日(日)、「この映画が観たい!」とアンケートに記入してくれた方々の声に応え、川島雄三監督の日活作品『幕末太陽傳』(1957年制作)の上映会を札幌市教育文化会館4階講堂で開催します。


“「花に嵐のたとえもあるぞ サヨナラだけが人生だ」(監督・川島雄三語録より)”


松竹から日活に移籍した川島雄三監督に舞い込んで来た大きなチャンス。
日活では、当時流行していた“太陽族ブーム”に乗り、石原裕次郎を起用して「マゲを結った太陽族」を計画。
ところが監督が主役に起用したのはフランキー堺。新しいコメディアンの突然の抜擢にみんな驚きました。
そして川島雄三&フランキー堺(昭和33年ブルーリボン主演男優賞受賞)は燦然と輝く傑作を作り出しました。

ストーリーはオリジナル仕立てですが、古典落語の『居残り佐平次』から主人公を拝借し、他に、『品川心中』、『三枚起請』、『お見立て』などを随所に散りばめ、その落語世界をテンポよく見せ、畳みかけるようなスピード感あふれる展開で、幕末の志士たちが駆け抜ける特異な世界を作り上げています。軽妙洒脱な笑いと鋭い時代風刺が光る幕末青春群像作品の傑作です。

会社の看板スターを脇役扱いにしたことや、幻となったラストシーンなど逸話も多く、50年前の時代劇映画であるにもかかわらず、常に若い観客の熱狂的な支持を得るカルト映画でもあり、2009年に発表されたキネマ旬報創刊90周年記念日本映画オールタイム・ベスト10の“第4位”に入賞するなど日本映画史上最高傑作の一つに挙げられています。


『 幕 末 太 陽 傳 』 * デジタル上映
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1957年(昭和32年) / 日活映画 / 川島雄三監督作品 / モノクロ / スタンダード / 111分

監督・・・川島雄三 / 製作・・・山本武 / 脚本・・・田中啓一、川島雄三、今村昌平 / 助監督・・・今村昌平 / 撮影・・・高村倉太郎 / 音楽・・・黛敏郎 / 美術・・・中村公彦、千葉一彦

出演・・・フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、芦川いづみ、金子信雄、山岡久乃、他

1957年(昭和32年)7月14日封切り


* 第31回(1957年)キネマ旬報ベスト10日本映画部門第4位
* 2009年キネマ旬報創刊90周年記念日本映画オールタイム・ベスト10第4位      (1999年版では第5位、1995年版では第10位、1989年版では第6位)
* 第8回(1957年)ブルーリボン賞・主演男優賞受賞(フランキー堺)


上映日程
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【会場】
  札幌市教育文化会館・講堂(札幌市中央区大通西13丁目 )

【開催日時】 5月30日(日) 開場時間10時
  1) 10:30〜、 2) 13:00〜     

【鑑賞料金】
  前売り(一般) 1,000円 (当日1,200円)
  シニア・大学生 1,000円 (前売り・当日共)
  高校生以下    500円 (当日のみ)
  映画サークル会員 無料
  ※市内プレイガイドで前売り券を発売中!
  (札幌映画サークルで電話・Fax・Eメールで予約も受付中)


主催・・・札幌映画サークル
後援・・・札幌市・札幌市教育委員会

【お問い合わせ: 札幌映画サークル (Tel & Fax 011-747-7314、Eメール sapporocinema@yahoo.co.jp)

* e-coupon ↓
http://sapporocinema.net/album_image_a.php?RID=8&ID=3318
川島雄三監督
1918年2月4日、青森県田名部町(現在のむつ市)生まれ。
1938年、松竹へ助監督として入社。1944年、『還って来た男』で監督昇進後、製作を再開した日活へ移籍。
喜劇を中心に、さまざまなジャンルに多彩な才能を発揮する。
1958年、東宝系の東京映画へ移籍、かたわら大映でメガホンを取った『女は二度生まれる』(1961)、『雁の寺』(1962)、『しとやかな獣』(1962)の3作品で若尾文子と組み、後年高い評価を得る作品を残す。
『幕末太陽傳』は、川島監督の最高傑作との呼び声が高い。
1963年6月11日、45歳の若さで急死。

【代表作】
『還って来た男』 (1944・監督デビュー作)
『愛のお荷物』 (1955)
『洲崎パラダイス・赤信号』 (1956)
『わが町』 (1956)
『幕末太陽傳』 (1957)
『雁の寺』 (1962)
『青べか物語』 (1962)
『しとやかな獣』 (1962)

* 監督作品数・・・51本(他に未完3本)

“幻のラストシーン”
『幕末太陽伝』のラストシーンは、主人公が江戸時代のセットから外に出て、撮影所内を超えて、更に現在の町中に走り出すというのが原案で、この設定以外ではやらないと川島監督が言い出すが、フランキー堺やスタッフなどから、「意味がわからない、実際には無理」と説得されて、現存のラストシーンとなりました。
ただ、フランキー堺は後年、「後から考えると監督の言う通りにしておけば良かった」と語っています。
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