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活動報告の詳細
『沈黙を破る』の上映会を開催します。 (ver. 3) 【終了しました】
2011.01.31
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【画像を印刷して持参すると、“前売り料金”でご鑑賞していただける“Web限定”のEクーポンのURLを上映日程の部分に掲載していますので、どうぞご利用ください】


札幌映画サークルは、2011年2月20日(日)、本年の第1回上映会として、“イスラエル将兵が語る加害の真実”を描いたドキュメンタリー作品『沈黙を破る』(2009年・土井敏邦監督・撮影・編集)を上映します。

今回の上映企画は、“『沈黙を破る』上映実行委員会”(札幌映画サークル、イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会)が主催します。


『 沈 黙 を 破 る 』
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“イスラエル兵がついに沈黙を破り、パレスチナ占領を語り始めた”

“考えるのをやめたとき、僕は怪物になった”


『 沈 黙 を 破 る 』

2009年/日本映画/土井敏邦監督作品/カラー/長編ドキュメンタリー/130分

製作・・・山上徹二郎/監督・撮影・編集・・・土井敏邦/編集・・・秦岳志/整音・・・小川武/宣伝デザイン・・・五十嵐真帆/宣伝制作・・・町野民/製作事務局・・・西晶子、石田優子、長沢義文、佐々木正明/製作協力・・・“土井敏邦 パレスチナ記録の会”支援者の皆さん/製作・配給・・・シグロ


2002年春、イスラエル軍のヨルダン川西岸への侵攻作戦の中で起こったバラータ難民キャンプ包囲とジェニン難民キャンプ侵攻。
カメラは、2週間にも及ぶイスラエル軍の包囲、破壊と殺戮にさらされるパレスチナの人びとの生活を記録します。
同じ頃、イスラエルの元将兵だった青年たちがテルアビブで写真展を開きます。
「沈黙を破る」と名づけられた写真展は、“世界一道徳的”な軍隊として占領地に送られた元兵士たちが、自らの加害行為を告白するものでした。
占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理、道徳心を失い、“怪物”となっていった若者たち。
彼らは、自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生へと考えを深め、声を上げたのでした。
土井敏邦監督は、ジャーナリストとして20数年にわたりパレスチナ・イスラエルを取材して来ました。
この作品では、数百時間にも及ぶ映像を、長編ドキュメンタリー映画として完成させました。


* 2009年度石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 “公共奉仕部門”大賞
* 2009年度キネマ旬報ベスト10 文化映画部門第1位
* 2009年度日本映画ペンクラブ賞 文化映画部門第1位

上映とトーク・イベントの日程
<お詫び>
当初、発表していた上映回数・上映時間が変更になっています。お間違えのないようにご注意ください。
(土井監督の講演を設定しましたので)


【会場】
  札幌市教育文化会館4階講堂
   (札幌市中央区北1条西13丁目)

【上映日時】 2011年2月20日(日) 開場時間・上映の各15分前
  1) 10:30〜、 2) 14:10〜、 3) 16:40〜 (3回上映)

【講演】
  12:50〜13:50

* トーク・イベント
上映会場脇の控え室において、土井敏邦監督とお茶を飲みながらのお話しする会を2回目と3回目の上映終了後に開催します。
(同時に、写真展も開催します)

     
【鑑賞料金】
  前売り(一般) 1,000円 (当日1,200円)
  シニア     1,000円 (前売り・当日共)
  障がい者・学生  800円 (当日のみ)
  映画サークル会員 無料

※市内プレイガイド(4プラ、大丸藤井、道新プレイガイド、札幌市教育文化会館)で前売り券を発売中!

【sapporocinema e-coupon】
http://sapporocinema.net/album_image_a.php?RID=8&ID=3890


【電話予約】
 Tel 011-747-7314(札幌映画サークル)
* 留守電の時は、お名前と電話番号を入れてくだされば、折り返し連絡させていただきます)


主催・・・、“『沈黙を破る』上映実行委員会”(札幌映画サークル、イラク・アフガンの平和を求める学童保育の会)後援・・・札幌市、札幌市教育委員会
【お問い合わせ】
 札幌映画サークル (Tel & Fax 011-747-7314、Eメール sapporocinema@yahoo.co.jp)

NGO“沈黙を破る”とは・・・
占領地に赴いた経験を持つ元イスラエル将兵らが作った非政府組織。
占領地での虐殺、略奪、一般市民の殺戮等の加害行為を告白することで、今まで語られることのなかった染料の実態にイスラエル社会が向き合うことを願っている。
2004年にテルアビブで“沈黙を破る―戦闘兵士が語る”写真展を開催、その後も写真や兵士たちの証言ビデオを収集し、メディアや講演、ウェブサイトを通じて国内外に占領の実態を訴え続けている。
これは彼らの証言と現地映像による衝撃のレポートである。

土井敏邦監督のプロフィル
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  土井敏邦(どい・としくに)
  フリー・ジャーナリスト


1953年佐賀県生まれ。1985年以来、パレスチナをはじめ各地を取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリーを放映。著書多数。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)正会員。


【経歴詳細】
中東専門雑誌記者を経て、現在フリージャーナリスト。

1985年よりパレスチナ・イスラエルの問題にかかわる。17年間にわたって映像による取材を続け、「パレスチナ記録の会」とともに、2009年、『届かぬ声―占領と生きる人びと』全4部作を完成させる。ドキュメンタリー映画『沈黙を破る』は、その第4部にあたる。
ドキュメンタリー映像『ファルージャ 2004年4月』のほか、NHKや民放で数多くのドキュメンタリー番組も手掛けている。

【主な著書】
『占領と民衆―パレスチナ』(晩聲社)、『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)、『「和平合意」とパレスチナ』(朝日選書)、『パレスチナの声、イスラエルの声』、『沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”』(いずれも岩波書店)、『米軍はイラクで何をしたのか』、『パレスチナ ジェニンの人々は語る』(いずれも岩波ブックレット)など。

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