オペラ映画を楽しむ会 『椿姫』上映会を開催します。 (ver. 1) 【終了しました】
2011.04.24
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札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催します。
舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。
1960〜1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。
時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。
オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。
“恋は「遊び」と信じていました。
あなたと会うまでは___。”
巨匠フランコ・ゼッフィレッリによる豪華絢爛な映像美。
世界中で絶賛される至高の『椿姫』
『椿姫/La Traviata』
1982年/イタリア映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/スタンダード/105分/ステレオ/デジタル上映/提供・ユニテル/配給・(株)ティ アンド ケイ テレフィルム
作曲・・・ジュゼッペ・ヴェルディ/監督・・・フランコ・ゼッフィレッリ/原作・・・アレクサンドル・デュマ・フィス/指揮・・・ジェイムズ・レヴァイン/演奏・・・メトロポリタン歌劇場管弦楽団/合唱・・・メトロポリタン歌劇場合唱団
出演・・・テレサ・ストラータス(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、コーネル・マクニール(バリトン)、アラン・モンク、アクセル・ガル、ピーナ・チェイ、マウリツィオ・バルバチーニ、他
豪華絢爛なオペラ演出の第一人者として、また『ロミオとジュリエット』や『永遠のマリア・カラス』といった映画の監督としても有名なフランコ・ゼッフィレッリが、タイトル・ロールにテレサ・ストラータス、アルフレードにプラシド・ドミンゴの出演を得て作り上げた至高のオペラ映画!
イタリア映画の聖地であるローマのチネチッタ撮影所で12週間、ノルマンディーで2週間、さらにパリで1週間のロケーション撮影が行われ、ゼッフィレッリ自らが長年収集してきた物も多数含まれたヴィクトリア期の調度品で埋め尽くされた画面の豪奢さ、美しさは圧倒的!
また、第2幕の夜会のシーンで、ボリショイ・バレエのプリンシパル、ワシーリエフと、プリマのマクシーモワが超絶技巧のダンスを見せるシーンも必見!
“♪乾杯の歌” “♪ああ、そはかの人か” “♪花から花へ” 他、美しいアリアがいっぱい!
【会場】
札幌共済ホール
( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)
【上映日時】 2011年5月26日(木) 開場時間・上映の各30分前
1) 14:00〜15:45、 2) 18:30〜20:15 (2回のみの上映です)
【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
札幌映画サークル会員 2000円
(未就学児童の入場不可)
*大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!
【お問い合わせ・ご予約】
011-252-3828 (Tel→平日10:00〜18:00)
011-252-3848 (Fax→24時間受付)
〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係
【主催】
札幌映画サークル
【後援】
札幌市、札幌市教育委員会
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“オペラ映画を楽しむ会”の第1期は、プラシド・ドミンゴの魅力を堪能していただきます。
その類い稀な表現力と豊かな歌声で、世界最高の歌手として絶大な人気を誇るプラシド・ドミンゴ。
スペインに生まれた彼が、世界的なオペラ歌手として人気を得る過程の折々に出演した数々のオペラ映画は、ヨーロッパを代表する映画監督とスタッフ、最高のオーケストラと指揮者、そして歌手たちの才能が作り上げた、まさに総合芸術といえるもので、高い芸術性と娯楽性を兼ね備えています。
“プラシド・ドミンゴ in Films”では、フィルムの中で多様な役柄を自在に演じるドミンゴの姿を追いかけながら、オペラと映画、双方の歴史と未来を明るく照らし続ける3つの傑作をご紹介します。
☆ 第2弾 『トスカ』 (2011年6月23日 共済ホール)
☆ 第3弾 『カルメン』 (2011年7月21日 共済ホール)
2011年9月から始まる“オペラ映画を楽しむ会”の第2期は、『リゴレット』(9/25)、『オテロ』(10/23)、『ラ・ボェーム』(11/23)の3本の上映を予定しています。