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活動報告の詳細
オペラ映画を楽しむ会 『トスカ』上映会を開催します。 (ver. 1) 【終了しました】
2011.05.28
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札幌映画サークルは、“オペラ映画を楽しむ会”に加わり、2011年5月から、ほぼ1カ月に1本の予定で、オペラ映画の上映会を開催しています。

舞台映像ではありません。
荘重な教会で、由緒ある古城や街並みで、映画の名匠たちが演出・実写した“オペラ映画”。

1960〜1980年代に、これ以上は望めないほどのキャスト・スタッフの手でオペラ映画の名作が10数本生まれましたが、巨額の製作費ゆえの諸々の壁に阻まれて日本ではほとんど劇場公開されませんでした。

時を経て、これらの作品がデジタル・シネマ化され、分かりやすい日本語字幕付きで、ようやく私たちが楽しめる機会がやって来ました。

オペラに詳しくなくても、クラシックに弱い人でも、観れば神話・宗教感・中世史といった西欧文化の核心に触れ、感覚的に理解出来る、といわれています。


『 ト ス カ 』
“「歌に生き、恋に生き」 愛と嫉妬が狂わせる歌姫トスカの運命”


豪華絢爛キャストで贈るイタリア・オペラの金字塔!


物語の舞台となった歴史的建造物での撮影による不滅の傑作オペラ!


『トスカ/Tosca』

1976年/イタリア映画/イタリア語版(日本語字幕スーパー)/カラー/スタンダード/116分/ステレオ/提供・ユニテル/配給・(株)T&Kテレフィルム


作曲・・・ジャコモ・プッチーニ/監督・・・ジャンフランコ・デ・ボシオ/指揮・・・ブルーノ・バルトレッティ/演奏・・・ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/合唱・・・アンブロジアン・シンガーズ

出演・・・プラシド・ドミンゴ(画家マリオ・カヴァラドッシ)、ライナ・カバイヴァンスカ(歌姫フローリア・トスカ)、シェリル・ミルンズ(警視総監スカルピア男爵)、アルフレード・マリオッティ(堂森)、ジャンカルロ・ルッカルディ(チェーザレ・アンジェロッティ)、マリオ・フェラーラ(密偵スポレッタ)、ブルーノ・グレルラ(憲兵シャルローネ)、ドメニコ・メディチ(看守)、プラシド・ドミンゴ・ジュニア(羊飼いの少年)、他


19世紀初頭のローマ。ナポレオン統治の共和国が動乱の末、転覆。特高警察長スカルピアは、脱獄政治犯を匿っている疑いを、画家カヴァラドッシに向ける。
そして彼を、その恋人、歌姫トスカの眼前で吊るしあげる。「犯人の居場所を吐け!」恋人への呵責なき拷問に心が張り裂けるトスカ。
画家を無罪放免にしてやる代わりにと、彼女に迫る狡猾極まるスカルピア。彼女はカヴァラドッシとの純愛の前でスカルピアの邪恋に屈するのか?
意を決したトスカが最後にとった行動とは、はたして!?

《永遠の都》ローマを舞台にした愛憎劇『トスカ』は、ローマ市内に今も残る3つの歴史的な建物(サンタンジェロ城、サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会、ファルネーゼ宮殿)を舞台としていますが、この映画では、全てのシーンがそれらの建物で実際に演じられ、数々の有名な壁画、祭壇画がそのまま映画の画面を彩っています。

タイトルロールは、その美しい容姿と完璧なベルカントの歌唱をこのフィルムに永遠に残すライナ・カバイヴァンスカ。

トスカの恋人カヴァラドッシを演じるのは、プッチーニ作品を得意とするプラシド・ドミンゴ。そして、シェリル・ミルンズによるスカルピアの、単なる悪役を越えて魅力的でエレガントな悪の華とでもいうべき人物造形はこの映画の大きな見どころのひとつです。

上映日程
【会場】
  札幌共済ホール
    ( 札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)

【上映日時】 2011年6月23日(木) 開場時間・上映の各30分前
  1) 14:00〜15:56、 2) 18:30〜20:26 (2回のみの上映です)

【鑑賞料金】 時間指定のチケットになります
  前売り券 2300円 (当日2600円)←均一料金
  団体割引(5枚以上の事前申し込み) 2000円
  札幌映画サークル会員 2000円
  (未就学児童の入場不可)

  *大丸藤井、4丁目プラザ、道新、教文のプレイガイドで発売中!

【お問い合わせ・ご予約】
  011-252-3828 (Tel→平日10:00〜18:00)
  011-252-3848 (Fax→24時間受付)
  〒060-0031 札幌市中央区北1条東13丁目1-79 プリズム「オペラ映画」係

【主催】
  オペラ映画を楽しむ会(事務局・札幌映画サークル内)

【後援】
  札幌市、札幌市教育委員会

“プラシド・ドミンゴ in Films”
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“オペラ映画を楽しむ会”の第1期は、プラシド・ドミンゴの魅力を堪能していただきます。

その類い稀な表現力と豊かな歌声で、世界最高の歌手として絶大な人気を誇るプラシド・ドミンゴ。

スペインに生まれた彼が、世界的なオペラ歌手として人気を得る過程の折々に出演した数々のオペラ映画は、ヨーロッパを代表する映画監督とスタッフ、最高のオーケストラと指揮者、そして歌手たちの才能が作り上げた、まさに総合芸術といえるもので、高い芸術性と娯楽性を兼ね備えています。

“プラシド・ドミンゴ in Films”では、フィルムの中で多様な役柄を自在に演じるドミンゴの姿を追いかけながら、オペラと映画、双方の歴史と未来を明るく照らし続ける3つの傑作をご紹介します。

☆ 第1弾 『椿姫』 (2011年5月26日 共済ホール→終了しました)
☆ 第3弾 『カルメン』 (2011年7月21日 共済ホール)

“オペラ映画を楽しむ会”第2期のお知らせ
2011年9月から始まる“オペラ映画を楽しむ会”の第2期は、『リゴレット』(9/25)、『オテロ』(10/23)、『ラ・ボェーム』(11/23)の3本の上映を予定しています。
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